太郎(たろう)– Author –
美味い酒と肴を求めて全国を飲み歩く旅ライターです。地元の人しか知らないようなB級グルメや、人情味あふれる酒場の物語を紡いでいます。旅先での一期一会を大切に、乾杯しましょう!
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アジア
古都の静寂、首都の喧騒。ラオスで探す、失われた時間と祈りの風景
乾いたアスファルトに南国の熱気が陽炎のように立ち上る。バイクのクラクション、スパイスの混じった排気の匂い、そして人々の陽気な話し声。東南アジアの旅は、いつだって五感を揺さぶる喧騒から始まる。今回の旅の始まりは、ラオスの首都ヴィエンチャン... 太郎(たろう) -
マレーシア
1億3000万年の森が奏でる生命の交響曲。マレーシアの秘境、タマン・ネガラ国立公園でジャングルに溶ける旅
グラスの中の氷がからんと音を立てる。クアラルンプールの喧騒に満ちたバーの片隅で、僕は次の旅先に思いを馳せていた。地図を広げ、指が止まったのはマレー半島の中央、広大な緑の塊。タマン・ネガラ国立公園。その名が意味するのは、マレー語で「国立公... 太郎(たろう) -
マレーシア
雲上の別天地、マレーシア・キャメロンハイランドの幻想的な苔の森で深呼吸
都会のコンクリートジャングルで生きていると、時折、全身の細胞が悲鳴を上げるような感覚に襲われることがあります。アスファルトの照り返し、クラクションの不協和音、淀んだ空気。そんな日常から逃げ出したくて、僕はいつだって旅の地図を広げてしまう... 太郎(たろう) -
フランス
『睡蓮』はここに在った。フランス、ジヴェルニー「モネの庭」で絵画に迷い込む旅
酒と旅をこよなく愛する全国さすらいのライター、太郎です。いつもは赤提灯が灯る横丁や、地元の人しか知らないような食堂の暖簾をくぐっている僕ですが、今回は少しばかり趣向を変えて、フランスはパリから足を延ばしてみました。目指すは、印象派の巨匠... 太郎(たろう) -
グラナダ
グラナダの宝石アルハンブラ宮殿:ナスル朝の栄華を物語るイスラム芸術の粋を解説する
アンダルシアの乾いた風が、火照った頬を撫でていく。白壁の家々が連なる迷路のような路地裏から、ふと顔を上げると、丘の上に赤みを帯びた城塞が夕陽を浴びて燃えるように輝いていた。あれが、アルハンブラ。「赤い城」を意味するその宮殿は、単なる観光... 太郎(たろう) -
ヨーロッパ
天空の瞳に魅せられて。スロバキア、ハイ・タトラ山脈で氷河湖を目指す旅
「ヨーロッパの屋根」と聞いて、多くの人が思い浮かべるのはスイスやフランスのアルプス山脈かもしれない。けれど、その東に、まだ見ぬ絶景を静かに湛える山脈があることをご存知だろうか。中央ヨーロッパに横たわるカルパチア山脈の最高峰、ハイ・タトラ... 太郎(たろう) -
タイ
タイ最後の秘境、カオソック国立公園。湖上バンガローで過ごす、記憶に刻まれる一夜
旅に出る理由なんて、いつだって些細なものだ。一枚の写真、誰かの呟き、ふと目にしたドキュメンタリーの一場面。僕にとってのカオソック国立公園は、まさにそれだった。エメラルドグリーンの湖面に突き出すようにそびえ立つ、霧をまとった石灰岩の奇岩群... 太郎(たろう) -
バリ島
もう一つのバリ島を探して:ビーチの喧騒を抜け、高原の楽園ムンドゥックで本当の静寂に出会う旅
バリ島、と聞いてあなたの頭に浮かぶのはどんな景色だろうか。真っ白な砂浜に打ち寄せるターコイズブルーの波、サンセットを眺めながらカクテルを傾けるビーチクラブ、それとも、エネルギッシュなサーファーたちが波間を舞う姿だろうか。もちろん、それも... 太郎(たろう) -
アメリカ
スペリオル湖の絶景へ!初心者でも安心、アポストル群島シーカヤック冒険ガイド
旅の酒場で聞く話ほど、心を揺さぶるものはない。ウィスコンシン州の北端、スペリオル湖のほとりにある小さな町のパブで、僕は一杯のバーボンを傾けながら、ある老漁師の話に耳を傾けていました。『あの湖にはな、神々が彫刻した洞窟があるんだ』。その言... 太郎(たろう) -
アジア
聖なるガンガーに抱かれて。インド・バラナシ、生と死が溶け合う河で僕が見たもの
デリーの空港に降り立った瞬間に全身を包む、スパイスと熱気と、そして得体の知れないなにかが混じり合った匂い。クラクションが鳴り止まない喧騒。それが僕にとってのインドの原風景だ。全国を飲み歩く旅ライターなんて肩書きを名乗っているけれど、僕が... 太郎(たろう) -
台湾
胃袋ひとつじゃ到底足りない!台湾の古都・台南、路地裏の絶品小吃(シャオチー)食べ尽くし紀行
旅の醍醐味とは、なんだろうか。知らない景色に心を奪われることか、歴史の息吹を感じることか。それもいい。だが、30代も後半に差し掛かった旅ライターの僕にとって、旅とはすなわち「胃袋の拡張工事」に他ならない。知らない街の暖簾をくぐり、地元の人... 太郎(たろう) -
カイロ
4500年の謎に酔う。ギザの三大ピラミッド、時を超える旅への招待状
乾いた砂漠の風が頬を撫でる。灼熱の太陽がじりじりと肌を焼き、地平線の向こうで陽炎が揺らめいている。そんなありふれた砂漠の風景の中に、それらは、あまりにも唐突に、そして圧倒的な存在感を放ってそびえ立っていた。 ギザの三大ピラミッド。 教科書... 太郎(たろう)
