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    ペルーの秘境、リトル・ガラパゴスへ!バジェスタス諸島、生命の絶叫が響くアシカと海鳥の楽園クルーズ体験記

    南米大陸の西、太平洋に面した国ペルー。インカ帝国の遺跡マチュピチュや、謎に満ちたナスカの地上絵を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、この国の魅力は古代文明の神秘だけにとどまりません。首都リマから南へ少し足を延ばした先に、野生動物たちが織りなす生命の祝祭を間近で体感できる、まさに「リトル・ガラパゴス」と呼ぶにふさわしい場所が存在します。それが、バジェスタス諸島です。

    私、ソフィアは、心と身体を整える旅をテーマに世界を巡っています。今回の旅の目的は、文明の喧騒から離れ、手つかずの自然が放つ圧倒的なエネルギーに身を委ねること。風と波の音、そして何十万という生命が発する叫びだけが支配する世界で、自分という存在を見つめ直したい。そんな想いを胸に、バジェスタス諸島へのクルーズに出発しました。そこは想像をはるかに超える、生命の交響曲が鳴り響く、驚異の楽園でした。この記事では、アシカの群れが吠え、海鳥が空を覆い尽くす、その感動的なクルーズ体験と、旅先で誰かに話したくなるような数々のトリビアを、私の視点からたっぷりとご紹介します。

    南米には、バジェスタス諸島のような野生の楽園だけでなく、ジャングルトレッキングで挑む地球最後の秘境ギアナ高地も待ち受けています。

    目次

    旅の始まりは砂漠のオアシス「パラカス」から

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    バジェスタス諸島への旅は、海辺に位置する小さな町「パラカス」からスタートします。首都リマからはバスでおよそ4時間の距離です。車窓からの景色は、アンデスの山岳地帯とは異なり、乾燥した砂漠が果てしなく続いています。しかしパラカスに到着すると、その景観は一変。目の前には広大な青い太平洋が広がり、乾いた砂漠との対比が鮮やかで、まるで砂漠の中のオアシスのような場所です。

    パラカスはリゾート地としても整備されており、海岸沿いには洗練されたホテルやレストランが軒を連ねています。ペルー名物のセビーチェ(魚介のマリネ)を楽しめるお店も多く、旅の拠点として快適に過ごせます。私は発酵食品がやや苦手なため、酸味の強いセビーチェを大量に食べることはできませんが、新鮮な魚介をシンプルにグリルした料理は格別で、海の幸を心ゆくまで味わいました。

    バジェスタス諸島へのクルーズツアーは、ほとんどが早朝に出発します。これは日が昇って波が荒くなると船の運航が難しくなるためです。多くの人が前日にパラカスに宿泊し、早朝のツアーに参加するスケジュールを選びます。ツアーの予約は、町の旅行代理店やホテルのフロントで手軽に行えます。早起きはやや大変ですが、朝の澄みきった空気のなか、静かな海へ出航するひとときは格別な体験です。

    拠点となる町の基本情報

    項目詳細
    町の名前パラカス (Paracas)
    アクセスリマからバスで約4時間。Cruz del Surなどのバス会社が快適に利用できます。
    魅力バジェスタス諸島やパラカス国立保護区の観光拠点。砂漠と海の美しいコントラストが魅力。
    おすすめ新鮮なシーフード料理。特にホタテのバター焼き(Conchas a la Parmesana)は絶品です。
    注意点強い日差し対策として日焼け止め、帽子、サングラスは必携。夜は冷え込むこともあるため、羽織るものを用意すると安心です。

    いざ神秘のクルーズへ!最初の謎「カンデラブロ」

    夜がまだ完全に明けきらない薄明かりの中、私たちはライフジャケットを装着し、スピードボートに乗り込みました。港を離れると、ひんやりとした海風が頬を優しく撫で、眠っていた体がゆっくりと目を覚ましていくのを実感しました。遠くの水平線で、太陽がオレンジ色に輝きを放ち始める光景は、まるで一枚の絵画のような美しさ。その瞬間、私は目を閉じて深く呼吸し、ヨガで培ったように自然のエネルギーを全身で感じ取りました。この旅が特別なものになる予感に満ちた時間でした。

    ボートで沖合に向かうこと約20分。ガイドが指差す先に、砂漠の丘の斜面に描かれた巨大な地上絵が姿を現しました。これが今回の最初の驚き、「カンデラブロ(燭台)」です。

    高さ約180メートル、幅約70メートルに及ぶこの地上絵は、その名のとおり三つ又の燭台の形をしています。誰が、いつ、何の目的で描いたのか、いまだ謎に包まれています。一説には、ナスカの地上絵と同様に紀元前200年頃のパラカス文化の時代に作られたとされていますが、正確な時期はわかっていません。年間を通してほとんど雨が降らないこの地域の乾燥した気候が、2000年以上もの長い間、この形状を保ち続けてきたのです。

    カンデラブロにはさまざまな解釈があり、それが旅の魅力を一層かきたてます。

    • 航海の目印説: 沖合からもはっきりと見えることから、古代の船乗りたちが港へ戻るための道しるべとして利用していたという説。最も有力とされています。
    • 宗教儀式説: 天空の神々へのメッセージや豊漁を祈願するためのシンボルだったのではないかという説。また、この形が南十字星を表しているという説もあります。
    • サボテン説: 幻覚作用のあるサボテン「サン・ペドロ」を象ったもので、シャーマンが儀式に用いたシンボルだとする説。古代人が自然界から得たインスピレーションの産物かもしれません。

    さらに地元で語られている面白いトリビアもあります。それは、ペルーの代表的なお酒「ピスコ」のボトルのデザインが由来だという冗談交じりの説です。もちろん、ピスコの歴史よりも地上絵の方がずっと古いため、これはジョークに過ぎませんが、ペルー人のユーモアを感じさせて微笑ましい一面です。

    私には少なからず、不思議なものを感じ取る力があります。このカンデラブロを目の前にしたとき、古代の人々の祈りや願いが込められた、温かくも厳かなエネルギーが砂丘から放たれているように感じました。それは畏敬の念であると同時に、時を越えて私たちに語りかけているような不思議な感覚でした。この神秘的な地上絵は、これから訪れる野生動物たちの楽園への壮大な序章であったのです。

    謎に包まれた地上絵の基本データ

    項目詳細
    名称カンデラブロ (El Candelabro)
    意味スペイン語で「燭台」
    大きさ高さ約180メートル、幅約70メートル
    場所パラカス半島の砂丘の斜面
    特徴誰がいつ何のために描いたのかが謎に包まれており、クルーズ船からのみ観賞可能。
    トリビアナスカの地上絵とは異なり、砂を掘って作られているため風で消えにくいとされる。

    生命の交響曲!バジェスタス諸島、上陸なき探訪

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    カンデラブロを後にして、ボートはさらに沖合へと進んでいきます。すると、どこからともなく、強烈な磯の香りと、何かが発酵しているかのような独特な匂いが風に乗って漂ってきました。同時に、遠くから「グァー」「ギャー」といった無数の鳴き声が聞こえてきます。それはまるで、巨大なスタジアムの歓声のようでもあり、あるいは地響きのようにも感じられました。こうして、私たちはついにバジェスタス諸島の領域に入ったのです。

    目の前に広がるのは、ごつごつとした岩肌が剥き出しになった大小さまざまな島々。あらゆる岩や崖の表面が黒い点々でびっしりと覆われています。双眼鏡をのぞくと、その黒い点々がすべて鳥であることが判明し、思わず息を呑みました。空を見上げると鳥が飛び交い、海を見ると岩の上で休むアシカの群れが見えます。ここには人間の文明が入り込む余地はまったくありません。存在するのは、ただ純粋な生命の営みだけなのです。

    ここで重要な点をお伝えします。バジェスタス諸島はペルーの国立保護区に指定されており、その貴重な生態系を守るため、観光客が島への上陸を禁止されています。つまり、このツアーは島に降り立つのではなく、ボートの上から動物たちの世界を「のぞき見る」スタイルのクルーズとなっています。初めはその点に少し不満を感じるかもしれません。しかし、ボートが島に近づくにつれ、その理由が痛いほどよく理解できるはずです。ここは彼らの聖域であり、私たち人間は敬意をもって訪れる客人にすぎないのです。

    ボートは巧みな操縦技術で、動物たちを驚かせることなくゆっくりと島の周囲を進行します。波による浸食で形成されたアーチ状の岩や神秘的な洞窟など、壮大な景観も見どころの一つです。これらすべてが、動物たちにとって理想的な住処となっています。

    主役たちの饗宴:アシカたちの楽園

    バジェスタス諸島の主役と言えば、間違いなくオタリア(南米アシカ)でしょう。島々の岩場は彼らの巨大なコロニー(繁殖地)として知られています。

    ボートが近づくと、まず耳に飛び込んでくるのは、オスたちの低く響く咆哮です。体重が300kgを超える巨大なオスは、自らの縄張りと多数のメスからなる「ハーレム」の主として君臨しています。ライバルのオスが近づこうものなら、天に届くかのような雄叫びを上げて威嚇するその姿は、まさに百獣の王の風格を漂わせています。生命の持つ力強さを肌で感じ取ることができるでしょう。

    一方で、メスや子どもたちのアシカはとても愛らしい姿を見せてくれます。岩の上でのんびりと日向ぼっこをしたり、母親の乳をねだったりと、その仕草は心を和ませます。好奇心旺盛な若いアシカは私たちのボートに興味津々で、すぐ近くまで泳いできては、くりくりとした瞳でこちらをじっと見つめます。その無邪気な様子に、誰もが心を奪われてしまうことでしょう。

    知っていると面白い!アシカとアザラシの違いトリビア

    ここで、旅先で誰かに話したくなる豆知識を一つ紹介します。アシカとアザラシは似ているようで、実は全く異なる生き物です。見分けるポイントは主に3つあります。

    • 耳たぶの有無: アシカには小さな耳たぶがありますが、アザラシは耳の穴しか持ちません。バジェスタス諸島に生息するのはオタリア、つまりアシカの仲間なので、耳をよく観察してみてください。
    • 歩き方: アシカは前脚と後脚を使い、陸上を器用に歩き回ることができます。一方、アザラシは後脚が常に後ろ向きのため、イモムシのように這って進むしかありません。岩場を力強く移動するアシカの姿を見ると、その違いがはっきり分かります。
    • 泳ぎ方: アシカは主に大きな前脚を羽ばたくように使い、力強く泳ぎます。アザラシは後脚を魚の尾びれのように左右に振りながら、静かに泳ぐのが特徴です。

    これらの違いを知っていると、動物観察が一層楽しくなります。バジェスタス諸島は、まさにアシカの生態を学ぶための生きた博物館と言えるでしょう。

    空を覆う海鳥の大群と「白い黄金」の物語

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    アシカたちの圧倒的な迫力に心を奪われていると、今度は空が急に賑やかになり始めます。バジェスタス諸島は、数え切れないほどの海鳥たちが一斉に繁殖する巨大な拠点として知られています。その数は何十万羽、いや何百万羽にも上ると言われ、その光景は単なる「鳥が多い」というレベルを超えています。むしろ「空が鳥で満たされている」と表現したほうが適切かもしれません。

    ここで主に見られる海鳥は以下の3種で、総称して「グアノ鳥」と呼ばれています。

    • ペルーカツオドリ (Guanay Cormorant): 全身が黒く、目の周囲が赤いのが特徴。群れをなして巧みな漁を行う鳥です。
    • ペルーブービー (Peruvian Booby): 日本語ではペルーブービーと呼ばれ、その真っ白な体と青い足が美しいです。
    • ペルーペリカン (Peruvian Pelican): 大きな喉袋を持ったおなじみのペリカンです。

    これらの鳥が一斉に空を舞う様子はまさに圧巻で、鳥たちが織りなす巨大な渦はまるで自ら意志を持つ生き物のように見えます。海面に向かって急降下し、魚を捕まえる狩りの瞬間は、自然の厳しさと美しさが同時に感じられる光景です。

    歴史を動かした鳥の糞「グアノ」にまつわるトリビア

    ここで、最も興味深い豆知識をお伝えします。それは、この海鳥たちが生み出す「グアノ」、すなわち鳥の糞にまつわるお話です。

    クルーズの最中に島が真っ白く見えたり、鼻を突くほど強いアンモニア臭を感じたりすることがあるでしょう。それこそが、何千年にもわたり積み重ねられた海鳥の糞──グアノなのです。このグアノは単なる糞ではなく、魚を主食とする海鳥の排泄物が高濃度の窒素やリン酸を含み、非常に優れた天然肥料として活用されてきました。

    19世紀にはこのグアノが「白い黄金」と称され、ヨーロッパで爆発的な需要を集めました。化学肥料がまだ発明されていなかった時代に、農業の生産性を格段に上げるこの天然肥料は国家の富を左右する戦略的資源となっていたのです。ペルーはグアノの輸出で巨額の富を築き、「グアノの時代」と呼ばれるほどの繁栄を享受しました。

    しかし、この富は争いの火種ともなりました。グアノの産出島の領有権を巡り、ペルーはスペインや隣国チリと戦争を経験しています(チンチャ諸島戦争、太平洋戦争)。一国の経済を支え、戦争の原因にもなったのが鳥の糞だという事実は、信じがたいものがあります。私たちが今、のどかに眺めている鳥たちの営みが、かつて世界の歴史を大きく動かしていたのです。この事実を知ると、鳥たちの姿がまた違って見えてくるのが不思議ですね。

    現在でもグアノは数年ごとに管理された形で採取されており、オーガニック肥料として高い評価を得ています。私たちが島に上陸できないのは、この貴重な資源と、それを支える鳥たちの生態系を守るためでもあるのです。

    フンボルトペンギンを探せ!南国のペンギンとの出会い

    クルーズの楽しみはまだ続きます。岩陰に目を凝らしていると、白黒の小粋な紳士、フンボルトペンギンに出会えることがあります。

    ペンギンと言えば南極の氷上を思い浮かべがちですが、このフンボルトペンギンはペルーやチリの沿岸という比較的温暖な地域に暮らす珍しい種類です。彼らがこの地で生きていける理由は、南極から流れる冷たい海流「フンボルト海流」にあります。この海流が豊富なプランクトンを運び、それを餌とする小魚を集めるため、ペンギンたちの恰好の食場となっているのです。

    フンボルトペンギンは体長が約70cmと小型で、胸に一本の黒い帯が目印です。彼らは岩場の巣穴で子育てを行います。運が良ければ、よちよちと岩場を歩く姿や勢いよく海に飛び込む様子を目撃できるでしょう。アシカや海鳥の大群に比べて個体数は少なめなので、見つけた時の感動はひとしおです。まるで宝探しに成功したかのような気分を味わえます。

    絶滅の危機に瀕する小さな紳士

    ここで少し真面目な話を。愛らしいフンボルトペンギンですが、実は絶滅危惧種に指定されています。その背景には、地球温暖化による海水温の上昇、エルニーニョ現象による餌の減少、さらには人間による乱獲や生息地の破壊など、いくつもの問題が絡んでいます。私たちがこうして彼らの姿を目にできること自体が非常に貴重なことなのです。この美しい命と、彼らが棲む豊かな自然を未来へとつなげていく責任があります。バジェスタス諸島のクルーズは、そんな当たり前だけれどつい忘れがちな大切なことを、改めて心に刻み込んでくれる貴重な体験でもあるのです。

    見られる主な動物特徴・トリビア
    オタリア(南米アシカ)巨大なオスがハーレムを形成し、岩場を埋め尽くす大規模なコロニーは圧巻。耳たぶがあるのがアシカの特徴。
    ペルーカツオドリ黒い体に赤い目を持つグアノ鳥。集団での狩りは見応えあり。
    ペルーブービー白い体と青い足が美しい鳥。ダイナミックにダイビングして魚を捕らえる。
    フンボルトペンギン温暖な地域に生息する珍しいペンギン。名前は探検家フンボルトに由来し、絶滅危惧種。
    インカアジサシ口元の白い“ヒゲ”がチャームポイントのスタイリッシュな鳥。

    この感動を最高のものにするためのヒント

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    この素晴らしい体験を存分に楽しむために、ライターのSofiaがいくつかの助言をお届けします。自然とより深く繋がるための、ささやかな心構えとしてお役立てください。

    服装と持ち物に関して

    • ウインドブレーカーは欠かせません: 海上は予想以上に風が強く、体感温度がかなり低く感じられます。防水性のあるウインドブレーカーが一枚あると、波しぶきから身を守ることもできて安心です。
    • 重ね着ができる服装が理想: 早朝は冷え込みますが、日が昇るにつれて気温が上昇します。温度調節しやすい服装を選ぶのがおすすめです。
    • 日差しと鳥の糞対策に帽子を: 帽子は必携のアイテムです。強い紫外線を遮るだけでなく、思わぬ「空からのプレゼント」(鳥の糞)からも頭部を守れます。サングラスや日焼け止めも忘れずに用意しましょう。
    • 船酔いが心配な場合: ツアーの所要時間は約2時間ですが、沖合に出ると揺れが増すことがあります。船酔いしやすい方は、出発前に酔い止めを服用しておくと安心です。
    • カメラと双眼鏡を持参しましょう: この絶景を残すためカメラは必須です。また、遠くの生き物をじっくり観察できる双眼鏡があれば、楽しみがさらに広がります。

    意識して観察することのすすめ

    写真撮影に夢中になりすぎて、その場の感動を見逃してしまうのはもったいない話です。たまにはカメラを置いて、ただ目の前の風景をじっと味わう時間を持ってみてください。

    アシカの鳴き声、無数の鳥たちの羽音、岩に打ち寄せる波の音…それらが調和して奏でる自然の交響曲に耳を傾けましょう。潮の香りを胸いっぱいに吸い込み、肌に当たる風を感じる。五感を使い切ることで、バジェスタス諸島の生命の息吹が内側に流れ込んでくる感覚を味わえるはずです。それはあたかも動く瞑想のような体験。心がすっかりクリアになり、「今ここ」にいる悦びに満たされる、かけがえのない癒しのひとときとなるでしょう。

    バジェスタス諸島が私たちに教えてくれること

    約2時間のクルーズを終えてパラカスの港へ戻ったとき、私の胸は不思議な静寂と深い感動に包まれていました。バジェスタス諸島での体験は、単なる野生動物の観察ではありませんでした。それは、この地球という惑星がどれほど豊かで力強く、そして美しい命で満ちているかを、頭で理解するのではなく、心で感じ取るひとときでした。

    何十万もの生命が互いに影響し合いながら、繊細なバランスの上で共に生きている。その壮大なスケールの前に立つと、日々の悩みや不安がいかに小さなものかを痛感させられます。同時に、私たち人間もまた、この大きな生命の輪の一部であるという、温かな一体感も味わうことができるのです。

    かつて鳥のフンが国の歴史を動かしたという驚くべきエピソード。暖かな海で懸命に生きるペンギンたちの愛らしい姿。そして、すべてを包み込むアシカたちの力強い咆哮。バジェスタス諸島は、訪れる者に数え切れないほどの驚きと学びを与えてくれます。

    もし日常から少し離れて、地球の鼓動を肌で感じたいと願うのなら、ぜひペルーの「リトル・ガラパゴス」を訪れてみてください。そこには、あなたの価値観を揺さぶるほどの壮大な生命のドラマが待ち受けていることでしょう。

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    この記事を書いた人

    心と体を整えるウェルネスな旅を愛するSofiaです。ヨガリトリートやグランピングなど、自然の中でリフレッシュできる旅を提案します。マインドフルな時間で、新しい自分を見つける旅に出かけましょう。

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