世界的な経済の動向が気になる中でも、私たちの旅への情熱は止まらないようです。英調査会社オックスフォード・エコノミクスの最新分析によると、2026年の国際観光客の到着数は、世界経済の減速予測にもかかわらず、全体で8%増加する見通しであることが明らかになりました。
パンデミック後の世界で、旅行者たちはどこを目指すのでしょうか。今回はこの最新レポートを基に、これからの世界の観光トレンドと、私たちの次の旅のヒントを探ります。
2026年の旅行トレンド:なぜ地中海が「勝ち組」なのか?
今回の分析で最も注目されているのが、地中海地域の人気です。特にスペイン、イタリア、トルコ、ギリシャは、世界の人気旅行先トップ10にランクインするほどの勢いを見せています。
背景にある「コストパフォーマンス」という価値観
この人気の背景には、世界的な物価上昇と、それに伴う旅行者の「コストパフォーマンス」を重視する傾向があります。地中海地域は、西ヨーロッパの他の主要都市に比べて比較的リーズナブルな価格で、豊かな食文化、美しいビーチ、そして奥深い歴史遺産を体験できることが大きな魅力となっています。
円安が続く日本の旅行者にとっても、魅力的な価格で質の高い体験ができる地中海エリアは、賢い旅行先の選択肢としてますます重要になるでしょう。太陽が降り注ぐ美しい海岸線でのんびり過ごしたり、古代遺跡を巡ったりと、多様なニーズに応える懐の深さが、世界中の人々を惹きつけているのです。
アジア太平洋地域が力強い回復へ!その原動力とは?
ヨーロッパだけではありません。私たちにとって身近なアジア太平洋地域も、目覚ましい回復を遂げると予測されています。2026年には、この地域の国際観光客到着数が前年比13%増という、世界平均を大きく上回る力強い成長が見込まれています。
中国の海外旅行再開が市場を牽引
この急回復の最大の原動力となっているのが、中国からの海外旅行の本格的な再開です。巨大な市場が再び動き出すことで、日本やタイ、韓国といった近隣諸国への観光客が大幅に増加することが期待されます。
これは、日本のインバウンド観光にとっては大きな追い風となるだけでなく、私たち日本人の海外旅行にも影響を与える可能性があります。アジア太平洋地域内の航空路線が増便されたり、新たな観光プロモーションが活発になったりすることで、より手軽に、そして多様なアジア旅行を楽しめるチャンスが広がるかもしれません。
各地域の動向と今後の見通し
- アメリカ:一方で、アメリカへの観光客の回復は緩やかになる見通しです。国内の物価高などが影響し、海外からの旅行者にとってはややハードルが高くなっている可能性があります。
- 世界の旅行者:全体として、旅行者は単に有名な観光地を訪れるだけでなく、その土地ならではの体験や、価格に見合った価値を求める傾向がより一層強まるでしょう。
まとめ:次の旅の計画に向けて
2026年の世界の観光動向は、「コストパフォーマンス」と「地域性」が大きなキーワードとなりそうです。
- 地中海エリア:美しい景色と文化を、比較的リーズナブルに楽しみたい方におすすめ。
- アジア太平洋エリア:近距離で活気あふれる旅を求めるなら、ますます魅力的な選択肢が増えそうです。
オックスフォード・エコノミクスの予測は、これからの旅行計画を立てる上で非常に貴重なヒントを与えてくれます。Arigatripでは、今後も最新の海外旅行トレンドをお届けし、皆さんの素晴らしい旅をサポートしていきます。次の休暇は、世界の動きを参考に、あなただけの特別な旅行を計画してみてはいかがでしょうか。

