ハノイ旧市街のカフェ巡りを楽しむための完全ガイドです。エッグコーヒーの元祖「ザン・カフェ」や絶景の「ディン・カフェ」といった伝統店から、フレンチコロニアル建築のおしゃれな隠れ家、人気の「コンカフェ」、本格スペシャルティまで、ホアンキエム湖周辺を徒歩で巡れる名店をエリア別に紹介。予算や支払い、Wi-Fi、トイレなど現地で役立つ実践情報も網羅し、効率的な半日モデルコースも提案しています。
ハノイ旧市街のカフェ巡りを計画しているなら、この記事一つで準備は完璧です。エッグコーヒーの元祖「ザン・カフェ」や絶景の「ディン・カフェ」といった伝統の名店から、インスタ映えするフレンチコロニアル建築の隠れ家カフェ、ミリタリー調で大人気の「コンカフェ(Cong Caphe)」、本格スペシャルティの「La Viet Coffee」まで、ホアンキエム湖周辺を徒歩で回れるおすすめ店を網羅しました。予算感・支払い方法・Wi-Fi・トイレ事情・お土産情報まで、現地を歩いたからこそ書ける実践ガイドをお届けします。
ハノイのエッグコーヒーに心を奪われたなら、ポルトガルで繰り広げられる元祖と新星のエッグタルト対決も、きっとあなたの旅の好奇心を刺激するはずです。
ハノイ旧市街カフェ巡りの魅力とエリア別の特徴
ハノイ旧市街のカフェ巡りでは、伝統のエッグコーヒーが飲める名店「ザン・カフェ」や、フレンチコロニアル建築のおしゃれな隠れ家カフェ、ミリタリー調で大人気の「コンカフェ」などを、ホアンキエム湖周辺で徒歩で回るのがおすすめです。旧市街はエリアによってカフェの雰囲気が大きく異なり、目的に合った使い分けが旅の満足度を高めます。
旧市街の観光スポットや歩き方についてはハノイ旧市街観光ガイド!おすすめスポット・グルメ・モデルコースも参考にしてください。カフェ巡りと組み合わせることで、一日をさらに充実させることができます。
ホアンキエム湖周辺エリア
ハノイ旧市街の南端に位置するホアンキエム湖の周辺は、観光の起点として最も利用しやすいエリアです。湖畔を歩きながらアクセスできるカフェが多く、歴史的な建物を改装した伝統系カフェが集中しています。「ディン・カフェ」や「ザン・カフェ」はここから徒歩圏内にあり、初めてのカフェ巡りに最適です。
ハノイ大教会(セント・ジョセフ大聖堂)周辺エリア
旧市街の西側、ハノイ大教会(セント・ジョセフ大聖堂)を中心とするエリアは、おしゃれなカフェやブティックが集まるモダンゾーンです。フレンチコロニアル建築を活かしたインスタ映えカフェや、スペシャルティコーヒーを扱う本格派ショップが多く、感度の高い旅行者に人気があります。「La Viet Coffee」「Loading T Cafe」「Ban Cong Cafe」はこのエリアに位置します。
旧市街・36通り(ハン〇〇通り)周辺エリア
シルク通り(ハン・ガイ通り)や銀細工通り(ハン・バック通り)など、専門業種ごとに区分けされた「36通り」と呼ばれる路地が入り組むエリアです。隠れ家系カフェや地元民御用達のローカル店が点在し、路地を探索する楽しみがあります。「コンカフェ」の旧市街店や「The Hidden Gem Coffee」はこのエリアにあります。
エリア別カフェ比較表
| 店名 | エリア | ジャンル | 名物メニュー | 予算目安 | Wi-Fi |
|---|---|---|---|---|---|
| ザン・カフェ(Giang Cafe) | ホアンキエム湖周辺 | 伝統・エッグコーヒー | エッグコーヒー(温・冷) | 低め | あり |
| ディン・カフェ(Dinh Cafe) | ホアンキエム湖畔 | 伝統・絶景 | エッグコーヒー、ホアンキエム湖ビュー | 低め | あり |
| Loading T Cafe | 大教会周辺 | フレンチコロニアル・アンティーク | ベトナムコーヒー各種 | 中程度 | あり |
| Ban Cong Cafe | 大教会周辺 | インスタ映え・フレンチ | ベトナムコーヒー、スムージー | 中程度 | あり |
| コンカフェ(Cong Caphe) | 旧市街各所 | 人気チェーン・ミリタリー | ココナッツコーヒー | 中程度 | あり |
| ハイランズコーヒー(Highlands Coffee) | ホアンキエム湖周辺 | 定番チェーン | ベトナムコーヒー各種、フラッペ | 中程度 | あり |
| La Viet Coffee | 大教会周辺 | スペシャルティ・農園直営 | ハンドドリップ、各種単品豆 | やや高め | あり |
| The Hidden Gem Coffee | 36通り周辺 | エコ・アート・隠れ家 | エッグコーヒー、スムージー | 中程度 | あり |
【絶対外せない】ハノイ旧市街の有名・伝統カフェ

ハノイ旧市街のカフェ巡りで最初に訪れるべきは、エッグコーヒー(カフェ・チュン/Cà Phê Trứng)の歴史を体感できる伝統の名店です。エッグコーヒーとは、卵黄・砂糖・コンデンスミルクを泡立てた濃厚なクリームを、深煎りのロブスタ種コーヒーの上に乗せたハノイ発祥の独創的な飲み物。「飲むティラミス」「液体クレームブリュレ」とも称されるその味わいは、ハノイを訪れるすべての人が一度は経験すべき特別な体験です。
エッグコーヒーの元祖「ザン・カフェ(Giang Cafe)」
エッグコーヒー誕生の聖地です。1940年代、フランスとの第一次インドシナ戦争で牛乳が入手困難だった時代、ハノイの高級ホテル「ソフィテル・レジェンド・メトロポール・ハノイ」でバーテンダーを務めていたグエン・ヴァン・ザン氏が、牛乳の代替として卵黄を使ったクリームを考案しました。1946年に独立開業した「ザン・カフェ」は、以来80年近くにわたってその秘伝のレシピを守り続けています。
店はグエン・フー・フアン(Nguyen Huu Huan)通り沿いの細い路地の奥に構えており、看板を見落とすと通り過ぎてしまうほど目立たない入口が特徴です。薄暗い路地を進んだ先に広がるノスタルジックな空間には、色あせた写真や記事が壁を埋め、時間が止まったかのような雰囲気が漂います。地元の常連客と観光客が入り混じり、低いプラスチック椅子に腰掛けて思い思いに過ごす光景は、まさにハノイの日常そのものです。
メニューの主役は温かい「チュン・ノン(Trứng Nóng)」と冷たい「チュン・ダー(Trứng Đá)」の2種。初訪問なら温かい方を強くおすすめします。小さなカップはお湯の入った受け皿の上に置かれて提供され、クリームが冷えて固まらないよう工夫されています。まずスプーンで上のクリームをひとすくい味わい、その後カップの底からゆっくりとコーヒーを混ぜながら飲み進めるのが現地流。甘さと苦みのグラデーションを堪能してください。
ホアンキエム湖の絶景「ディン・カフェ(Dinh Cafe)」
ザン・カフェ創業者の次女ビックさんが経営する、もう一つのエッグコーヒーの名店です。ホアンキエム湖北側のディン・ティエン・ホアン(Dinh Tien Hoang)通りに面し、バッグ屋の奥にある古い階段が入口の目印。軋む階段を上ると、誰かの家に招かれたようなアットホームで雑然とした空間が広がります。
最大の魅力はロケーションです。歴史を感じさせる小さなバルコニー席からは、ホアンキエム湖と湖中央に浮かぶ亀の塔(タップ・ルア)を一望できます。行き交うバイクや人々の流れを眼下に見ながら飲むエッグコーヒーは格別です。
こちらのエッグコーヒーはザン・カフェより軽やかで、カカオパウダーが振りかけられているのが特徴。チョコレートのような風味が加わり、よりデザート感が際立ちます。バルコニー席は人気のため、混雑する昼前後は早めに到着するのがコツです。
【おしゃれ・隠れ家】レトロなフレンチコロニアルカフェ
フランス統治時代(19世紀後半〜1954年)の建築遺産が色濃く残るハノイ旧市街には、コロニアル様式の建物を活かした個性的なカフェが点在しています。インスタ映えを狙う旅行者や、ゆっくりと街の空気を感じたい人に特におすすめのエリアです。
アンティーク空間「Loading T Cafe」
ハノイ大教会近くの路地に佇む「Loading T Cafe」は、フレンチコロニアル建築をそのまま活かしたアンティーク空間が魅力です。古いレコードプレーヤー、ビンテージポスター、年代物の家具が所狭しと並ぶ店内は、まるで過去の時代にタイムスリップしたかのような雰囲気。訪れるだけで写真映えするフォトジェニックなスポットとして、旅行者の間で口コミで広まってきた隠れ家的存在です。
ドリンクはベトナムコーヒー各種のほか、ハーブティーや軽食も充実。静かな環境でゆっくりと本を読んだり、ハノイの喧騒から離れて休憩したりするのに最適な場所です。ハノイ大教会の荘厳なゴシック建築を眺めながら、フレンチコロニアルな雰囲気をたっぷり味わえます。
インスタ映え抜群「Ban Cong Cafe」
「Ban Cong」はベトナム語で「バルコニー」を意味し、その名のとおり、フレンチコロニアル建物の開放的なバルコニー席が最大の魅力です。大教会周辺の古い建物の上階に位置し、緑あふれる通りを見下ろす眺望はSNS映え抜群。白を基調とした清潔感のある内装と、窓枠から差し込む柔らかな光が、どのアングルから撮っても絵になる空間を作り出しています。
ベトナムコーヒーやスムージー、フレッシュジュースなどメニューも豊富で、甘いスイーツと組み合わせて楽しむのがおすすめ。週末の午前中は地元のおしゃれな若者でにぎわうため、ゆっくりしたい場合は平日の訪問が狙い目です。
【大人気チェーン】休憩・お土産・スイーツにおすすめ
ハノイを代表するカフェチェーンは、安定した品質と快適な環境で旅行者の強い味方になります。旧市街に複数店舗があり、疲れたときの休憩にも、お土産のコーヒー豆購入にも便利です。
レトロなミリタリー空間「コンカフェ(Cong Caphe)」
ハノイ発祥のカフェチェーン「コンカフェ(Cong Caphe)」は、ベトナム戦争時代を彷彿とさせるミリタリー調のインテリアが独特な個性を放っています。プロパガンダポスター、古い軍用品、錆びたブリキの装飾品が壁を彩り、懐かしくもアヴァンギャルドな雰囲気は他のカフェにはない体験です。
名物はなんといっても「ココナッツコーヒー(Ca Phe Cot Dua)」。ベトナムコーヒーにすりおろしたフレッシュなヤシの実を混ぜ合わせたこのドリンクは、トロピカルな甘みと濃厚なコーヒーの組み合わせが癖になる一杯。暑いハノイの気候にぴったりのアイスドリンクで、ほぼすべての席で注文されているほどの人気を誇ります。コンカフェのグッズやロゴ入りアイテムもお土産として人気です。旧市街には複数店舗があり、ホアンキエム湖周辺やハン・ディウ(Hang Dieu)通りなどでも見かけます。
ベトナムの定番「ハイランズコーヒー(Highlands Coffee)」
ベトナム全土に展開する大手チェーン「ハイランズコーヒー(Highlands Coffee)」は、安定した品質と使いやすいWi-Fi環境で、旅行者の「確実に休憩できる場所」として重宝されます。ホアンキエム湖畔やリン・ラン(Linh Lang)通りなど旧市街周辺にも店舗があり、アクセスが良好です。
メニューは伝統的なベトナムコーヒーからフラッペ、スムージー、軽食まで幅広く、観光の合間の休憩にちょうどよい広さの席が確保されています。地元の学生やビジネスパーソンが長時間滞在することも多く、ノートパソコン作業をしたい旅行者にも向いています。クレジットカードや電子マネーが使えるケースが多い点も、チェーン店ならではのメリットです。
【最新・スペシャルティ】ハノイの次世代モダンカフェ
ベトナムは世界第2位のコーヒー生産・輸出国です。その圧倒的な生産量の多くはロブスタ種が占めますが、2010年代以降のサードウェーブコーヒーの潮流がハノイにも波及し、豆の産地・品種・精製方法にこだわるスペシャルティコーヒーを提供するモダンカフェが急増しています。
農園直営の本格派「La Viet Coffee」
「From Seed to Cup(種からカップまで)」の理念を掲げる「La Viet Coffee」は、コーヒー豆の産地・ダラットに自社農園と焙煎所を持つ農園直営の本格派です。栽培から収穫、精製、焙煎、抽出まですべての工程を自社で管理し、品質の一貫性を担保しています。
ハノイ大教会近くの店舗はコンクリート打ちっぱなしの壁とインダストリアルな照明が特徴的な広々とした空間。店奥には大きな焙煎機が鎮座し、訪れる人に確かな本物感を伝えます。メニューにはベトナム産アラビカ豆の産地・精製方法・フレーバーノート(「レモングラス、ジャスミン、ブラウンシュガー」など)が詳細に記載され、まるでワインリストのよう。選び方に迷ったらバリスタに好みを伝えれば、ぴったりの一杯を提案してもらえます。ハンドドリップ、フレンチプレス、エスプレッソなど抽出方法も選べます。
ここで味わうコーヒーは、ベトナムコーヒーへのイメージを根底から覆すほどクリーンで複雑、驚くほど香り高い体験になるでしょう。気に入った豆はそのままお土産として購入できるのも嬉しいポイントです。
エコ&アート空間「The Hidden Gem Coffee」
名前のとおり「隠れた宝石」のようなカフェです。ハン・ノン(Hang Non)通りの細い路地のさらに奥に構えており、見つけること自体が一つの冒険といえます。旧市街を歩き慣れた方でも、地図アプリを頼りに探すのがおすすめです。
扉を開けると、廃タイヤ・空き瓶・壊れたバイクの部品・ドラム缶などを用いたアート作品が壁面を埋め尽くす独特の世界観に息を呑みます。テーブルや椅子も古いミシン台や木製パレットをリサイクルして作られており、環境問題への強いメッセージを発信するインスタレーション・アートのような空間です。
ドリンクはスペシャルティコーヒーのほか、エッグコーヒーを現代風にアレンジした「エッグココア」やフルーツスムージーなど創造性あふれるメニューが揃います。複数階にまたがる空間の最上階のルーフトップ席からは、旧市街の古びた屋根瓦を一望できる特等席が待っています。アートあふれる空間でハノイの日常を眺めながら飲む一杯は、新時代のハノイを象徴する体験です。
効率よく回る!ハノイ旧市街カフェ巡り半日モデルプラン
旧市街のカフェは徒歩圏内に密集しており、半日あれば伝統系とモダン系の両方を無理なく回ることができます。以下の2コースから旅程に合わせて選んでください。
ホアンキエム湖〜旧市街レトロ満喫コース(所要約3〜4時間)
伝統のエッグコーヒーとフレンチコロニアルの雰囲気を堪能する午後のプランです。
- 14:00 ホアンキエム湖畔を散策:湖畔を歩き、ハノイ特有の喧騒と穏やかさが共存する空気を肌で感じましょう。
- 14:30 ディン・カフェで湖を望む最初の一杯:バルコニー席が空いていれば確保し、ホアンキエム湖と亀の塔を眺めながらエッグコーヒーを味わいます。
- 15:45 旧市街の36通りを散策:シルク通り(ハン・ガイ通り)や銀細工通り(ハン・バック通り)など、専門店が並ぶ通りをのんびりと歩きます。
- 16:30 ザン・カフェで元祖エッグコーヒーを堪能:細い路地を抜けるワクワク感を楽しみながら、聖地の一杯をじっくりと味わいます。ディン・カフェとの味の違いも比べてみてください。
- 17:30 コンカフェでカクテルタイム:ミリタリー調の空間で名物ココナッツコーヒーを一杯。そのまま旧市街のレストランで夕食へ流れると完璧なプランになります。
ハノイ大教会周辺モダン&ショッピングコース(所要約4時間)
スペシャルティコーヒーとインスタ映えを楽しむ午前のプランです。
- 10:00 La Viet Coffeeでモーニングコーヒー:ハノイ大教会の荘厳な外観を眺めた後、本格ハンドドリップで一日をスタート。バリスタに豆を選んでもらいましょう。
- 11:30 Ban Cong Cafeでインスタ映えタイム:バルコニー席からフレンチコロニアルな通りを見下ろしながら、フォトジェニックな一杯を楽しみます。
- 12:30 大教会周辺のブティックやギャラリー散策:ニャーチョン(Nha Chung)通り周辺には洒落たブティックやアートギャラリー、雑貨店が点在。コーヒー豆のお土産探しにも最適です。
- 13:30 The Hidden Gem Coffeeでアートな昼休み:路地探検でたどり着いたリサイクルアートの空間で、創造的なドリンクを堪能。ルーフトップ席から旧市街の屋根瓦を一望しましょう。
旧市街の観光と組み合わせたより詳しいモデルコースは、ハノイ旧市街観光ガイド!おすすめスポット・グルメ・モデルコースでも紹介しています。
ハノイでカフェ巡りを楽しむための実践ガイド

初めてのハノイ旅行でも安心してカフェ巡りを楽しめるよう、支払い・Wi-Fi・トイレ・お土産まで現地で役立つ実践的な情報をまとめました。
予算相場とクレジットカード・スマホ決済事情
ハノイのカフェは日本と比べると物価は低め。ただし店舗の種類によって価格帯に差があります。
- 伝統的なローカルカフェ(エッグコーヒー・ベトナムコーヒー): 一杯あたり30,000〜50,000 VND(目安:約180〜300円相当)
- モダンなスペシャルティコーヒー店: 一杯60,000〜100,000 VND(目安:約360〜600円相当)
- 半日カフェ巡りの目安: 2〜3軒をはしごし、軽食を楽しんでも一人150,000〜300,000 VND程度
※為替レートや物価は変動するため、最新情報は公式サイトや両替所で確認してください。
支払い方法について、ザン・カフェやディン・カフェのようなローカルの老舗ではクレジットカードが使えないことが多く、現金(ベトナムドン)が必須です。コンカフェやハイランズコーヒーなどチェーン系、La Viet Coffeeなどモダン系では、クレジットカードや現地のスマホ決済アプリ(MoMoなど)が使えるケースが増えていますが、事前確認をおすすめします。
少額紙幣を多めに持つことが重要なポイントです。 500,000 VND札のような高額紙幣で少額の支払いをすると、お店側がお釣りを用意できず断られるケースがあります。カフェ巡りでは10,000・20,000・50,000 VND札を中心に使うとスムーズです。空港や市内の両替所でベトナムドンに換金する際に、小額紙幣を多めにリクエストしておくと便利です。
トイレ事情・Wi-Fi環境・コンセント
トイレ事情: ハノイの旧市街では、カフェのトイレに紙がないケースがあります。ウォシュレットはまず期待できません。ポケットティッシュは必ず持参しましょう。また、水洗トイレでも紙を流さずに横のゴミ箱に捨てるスタイルの店もあります。ローカルカフェほどトイレが簡易的な傾向があり、チェーン店の方が清潔で整備されていることが多いです。
Wi-Fi環境: ほぼすべてのカフェでWi-Fiが提供されており、注文後にパスワードを教えてもらえます(レシートに記載されている場合も)。速度はまちまちですが、SNSのアップロードや地図検索には問題ないレベルが多いです。ハイランズコーヒーやコンカフェなどのチェーン店は接続が安定している傾向があります。ただし旅行中の通信は現地SIMやWi-Fiルーターを別途用意しておくと安心です。
コンセント: ベトナムのコンセントはAタイプ(日本と同じ二本足のもの)やCタイプが混在しています。日本の電子機器はAタイプのコンセントにそのまま差し込めますが、プラグが合わない場合のために変換アダプターを持参すると安心です。カフェによってはコンセントが席の近くに設置されておらず、使用できないこともあります。
カフェで買える!おすすめのコーヒーお土産
ハノイのカフェ巡りのもう一つの楽しみが、お土産探しです。日本では手に入りにくいベトナムならではのコーヒー関連商品が揃います。
- コーヒー豆・粉: 最もおすすめのお土産です。深煎りのロブスタ豆(ベトナムコーヒーらしい力強い苦みとコク)、香り高いアラビカ種のスペシャルティ豆など、好みに合わせて選べます。La Viet Coffeeなどで購入する農園直営の豆は品質が高く、帰国後もハノイの味を再現できます。真空パックに入っていることが多く、持ち帰りやすいです。
- ベトナムコーヒー用フィルター(フィン/Phin): アルミや金属製の小さなドリッパーで、ベトナムコーヒーを家庭で再現するための器具です。値段が手頃でかさばらず、実用的なお土産として人気があります。
- インスタントコーヒー(G7コーヒー等): ベトナムを代表するブランド「G7」のインスタントコーヒーは、スーパーマーケットや土産店でも買えます。自宅でベトナムコーヒーの味を手軽に楽しめます。
- コンカフェのオリジナルグッズ: コンカフェの店舗ではミリタリーデザインのロゴ入りトートバッグやグッズも販売されており、ユニークなお土産として人気です。
- エッグコーヒーミックス: 土産店ではエッグコーヒーを家庭で作れるインスタントミックスも販売されています。ただし風味は現地のものとは異なるため、あくまで思い出として楽しむ用途に。
旧市街でのショッピングと合わせて楽しみたい場合は、近郊のバッチャン村で陶芸体験!行き方(Grab・ツアー)と料金・作品持ち帰り方を解説もおすすめです。ベトナムならではの手工芸品をより深く知ることができます。
現地マナー・安全に楽しむポイント
ハノイ旧市街を安全・快適に楽しむために知っておきたいポイントをまとめます。
- 交通マナー: 横断歩道は形骸化しているため、道を渡る際は左右をよく確認し、一定のゆっくりとした速度で歩くのがコツ。急に止まったり走ったりするとバイクが避けきれず危険です。
- 路地への入り方: ザン・カフェのように路地の奥にある店は入口が非常に目立たないため、Google マップを事前にダウンロードして活用しましょう。
- 低いプラスチック椅子: ローカルカフェでは座面が低いプラスチック製の椅子が標準です。膝が高くなり窮屈に感じる場合がありますが、それ自体がハノイのカフェ文化の一部。慣れると不思議と居心地が良くなります。
- チップ: ベトナムでは基本的にチップの習慣はありません。特別丁寧なサービスを受けた場合に、お釣りの小銭を置いていく程度で十分です。
- 写真撮影: カフェのインテリアや飲み物の撮影は問題ありませんが、他の客が写り込まないよう配慮を。人物を撮影したい場合は一声かけるのが礼儀です。
- 持ち物: ポケットティッシュ(トイレ用)、現金(少額紙幣)、スマートフォン(地図・翻訳アプリ)、モバイルバッテリー、日焼け対策グッズを必ず用意しましょう。
ハノイ旧市街のカフェ巡りに関するよくある質問(FAQ)
ハノイのエッグコーヒーで一番有名な店はどこですか?
ハノイのエッグコーヒーで最も有名な店は「ザン・カフェ(Giang Cafe)」です。1946年にエッグコーヒーを考案したグエン・ヴァン・ザン氏が開業した元祖の店で、グエン・フー・フアン通りの路地奥に位置します。創業者の次女が経営する「ディン・カフェ(Dinh Cafe)」もホアンキエム湖を望む絶景とともにエッグコーヒーを楽しめる有名店として人気があります。
ハノイ旧市街のカフェはクレジットカードが使えますか?
カフェによって異なります。ザン・カフェ・ディン・カフェなどのローカルな老舗ではクレジットカードが使えないことがほとんどです。コンカフェ・ハイランズコーヒーなどのチェーン店や、La Viet Coffeeなどのモダン系カフェでは対応している場合が多いですが、確認してから入店するのが確実です。旧市街でのカフェ巡りには、ベトナムドンの現金(少額紙幣)を十分に用意しておくことを強くおすすめします。
ハノイのカフェでチップは必要ですか?
ベトナムにはチップの文化は基本的にありません。カフェでチップを渡す義務はなく、渡さなくても失礼にはあたりません。ただし、特に丁寧なサービスを受けたり、気持ちよく過ごせたりした場合に、お釣りの小銭をテーブルに置いて帰ることは喜ばれます。金額は気持ち次第で問題ありません。
ベトナムコーヒーのチェーン店でハノイのおすすめは?
ハノイでおすすめのカフェチェーンは「コンカフェ(Cong Caphe)」と「ハイランズコーヒー(Highlands Coffee)」の2つです。コンカフェはハノイ発祥のチェーンで、ミリタリー調のユニークな内装と名物の「ココナッツコーヒー」が魅力。旧市街に複数店舗あります。ハイランズコーヒーはベトナム全土展開の大手チェーンで、安定した品質・快適なWi-Fi・広い席が特徴。疲れたときの休憩にも便利です。
エッグコーヒーに卵の生臭さはありますか?
ありません。しっかりと泡立てた卵黄クリームは、砂糖とコンデンスミルクの甘み、バニラのような香りが際立ち、卵特有の臭みは感じられません。むしろカスタードやティラミス、イタリアのデザート「ザバイオーネ」に近い風味で、「飲むデザート」と表現されることが多いです。先入観を捨てて、ぜひ一度試してみてください。

