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    ユナイテッド航空、搭乗ゲートへのフードデリバリー機能をアプリで試験導入

    この記事の内容 約2分で読めます

    ユナイテッド航空は、搭乗ゲートまで食事や旅行必需品を注文・配達できるアプリ機能をニューアーク空港で試験導入しました。乗り継ぎ時間が短い乗客や、ゲートを離れたくない乗客の利便性を高め、乗り継ぎのストレスを軽減します。アプリで注文し、ゲート付近の専用棚で受け取れるため、広いターミナル内を移動する手間が省けます。これは、デジタル技術でシームレスな旅行体験を提供する取り組みの一環で、今後他空港への拡大や業界全体への波及が期待されます。

    目次

    乗り継ぎのストレスを軽減する新たなガジェット機能

    ユナイテッド航空は2026年9月2日より、乗客が搭乗ゲートまで直接食事や旅行の必需品を注文・配達できる新しいアプリ機能の試験導入を開始しました。このサービスは、空港での乗り継ぎ時間が短い旅行者や、搭乗時刻が迫る中でゲートを離れたくない乗客の利便性を高めることを目的としています。

    試験導入の対象となっているのは、ニュージャージー州にあるニューアーク・リバティー国際空港のターミナルCを利用する一部のフライトです。現在、最大9つの指定ゲート(C125からC138)から出発または乗り継ぎを行う乗客がこのサービスの対象となっており、これには国内線および国際線(小型機から大型機まで)の利用者が含まれます。

    アプリ経由での注文とスムーズな受け取り

    対象となるフライトの乗客には、出発前にユナイテッド航空の公式アプリ、またはメールでプッシュ通知が届きます。乗客はその通知から、サンドイッチ、サラダ、ドリンク、キッズミール、ポテトチップス、キャンディなどの食事や軽食を注文することが可能です。さらに、市販薬やトラベルピロー、充電コードといった旅行に欠かせないアイテムもラインナップされています。

    注文が完了すると、空港内のレストランなどを運営するOTG社と提携して商品が準備され、乗客が到着する頃には指定の搭乗ゲート付近に設置された専用の受け取り棚(ピックアップシェルフ)に用意されます。これにより、乗客は広いターミナル内を歩き回って飲食店を探したり、レジに並ぶ時間を節約することができます。

    導入の背景:よりシームレスな旅行体験の提供

    ユナイテッド航空のチーフ・カスタマー・オフィサーであるデビッド・キンゼルマン氏は、搭乗直前の時間は乗客が煩雑さを避け、手軽に食事にアクセスしたいと考える瞬間であると述べています。ニューアーク・リバティー国際空港は非常に乗り継ぎ客の多いハブ空港であり、ゲートに到着してから次のフライトに搭乗するまでの時間が限られている乗客が多いため、今回の試験導入の舞台として最適でした。

    近年、航空業界ではデジタル技術を活用して旅行者のストレスを軽減し、顧客体験を向上させる取り組みが加速しています。今回のフードデリバリー機能も、旅行者の旅程に新たな選択肢を提供し、摩擦のないシームレスな体験を生み出すための最新のデジタルアップデートの一環です。

    今後の予測と業界への影響

    この試験導入が成功すれば、乗客の空港内での行動パターンに大きな変化をもたらす可能性があります。従来のようにコンコース内の飲食店に人が集中する状態が緩和され、混雑の分散や店舗側のオペレーション効率化が期待されます。

    ユナイテッド航空は、年内にもこのプログラムをテキサス州のヒューストンにあるハブ空港へ拡大することを計画しています。さらに将来的には、機内の座席背面モニターから直接注文ができるシステムの導入も視野に入れているとされています。他の大手航空会社もこうしたデジタルサービスを追随して導入する可能性が高く、空港内での待ち時間の過ごし方や、トラベルリテールのあり方が今後数年で大きく進化していくことになりそうです。

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