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【完全版】ハンガリー旅行を120%楽しむ!モデルコースから費用、治安まで徹底解説

中央ヨーロッパに位置し、「ドナウの真珠」と謳われる首都ブダペストをはじめ、豊かな歴史と文化、そして美食が旅行者を魅了する国、ハンガリー。壮麗な建築物が並ぶ街並み、心身を癒す温泉文化、パプリカが香る絶品グルメ、そして温かい人々との出会い。一度訪れれば、誰もがその奥深い魅力の虜になってしまうことでしょう。

しかし、いざ旅行を計画しようとすると、「どの季節に行けばいいの?」「費用はどれくらい?」「治安は大丈夫?」といった疑問や不安が次々と浮かんでくるものです。

この記事では、そんなあなたのハンガリー旅行を完璧にサポートするため、基本情報から具体的なモデルコース、費用、治安情報、さらには現地で役立つ実践的な情報まで、プロの視点で徹底的に解説します。この記事を読めば、あなたはハンガリー旅行の準備をスムーズに進め、現地での時間を最大限に楽しむことができるはず。さあ、一緒にハンガリーへの扉を開きましょう。

ハンガリーの旅を最大限に楽しむため、中央ヨーロッパの美しい自然にも目を向け、スロベニアが誇るブレッド湖の絶景スポットとアクティビティもぜひチェックしてみてください。

目次

ハンガリーってどんな国?基本情報と魅力

旅の計画を立てる前に、まずハンガリーという国について基本的な情報を把握しておきましょう。知れば知るほど、旅の楽しみが一層膨らみます。

ハンガリーの基本情報

  • 正式名称:ハンガリー(Hungary)
  • 首都:ブダペスト(Budapest)
  • 言語:ハンガリー語(マジャル語)。ウラル語族に属し、周辺諸国の言語とは大きく異なります。ただし、ブダペストの観光地やホテル、レストランでは英語が通じることが多いので安心です。簡単な挨拶「Szia(シア)=こんにちは」「Köszönöm(クスヌム)=ありがとう」を覚えておくと、現地の人との距離がぐっと縮まります。
  • 通貨:フォリント(Forint / HUF)。1フォリント=約0.43円(2024年5月現在)。為替レートは変動するため、渡航前に最新情報を確認しましょう。
  • 時差:日本より8時間遅れ。サマータイム期間(3月最終日曜~10月最終日曜)は7時間遅れとなります。
  • フライト:日本からの直行便はなく、フランクフルト、ヘルシンキ、ワルシャワなどヨーロッパの主要都市を経由するのが一般的です。乗り継ぎ時間を含めると、所要時間は約15~18時間です。
  • ビザ:観光目的で90日以内の滞在ならビザは不要です。ただし、パスポートの有効期間がシェンゲン協定加盟国を出国する日から3ヶ月以上残っている必要があるため、事前に必ず確認してください。

旅人を魅了してやまないハンガリーの魅力

ドナウの真珠、首都ブダペスト

ハンガリーの魅力を語るうえで、首都ブダペストは欠かせません。街の中央を流れる雄大なドナウ川を挟み、西側の丘陵地帯「ブダ」と東側の平地「ペスト」が一体となった美しい都市です。歴史的な王宮や教会が点在するブダ地区と、賑やかな商業および文化の中心地であるペスト地区は、それぞれ異なる趣を持ち訪れる人を飽きさせません。特に、ライトアップされた国会議事堂やくさり橋がドナウ川の水面に映る夜景は息をのむ美しさで、「ドナウの真珠」と称されるのも納得の光景です。

心と体を癒す温泉の国

ハンガリーは世界有数の温泉大国としても名高く、その歴史は古代ローマ時代まで遡ります。現在国内には1000以上の温泉源泉があり、特にブダペストには「温泉(fürdő)」と呼ばれる公衆浴場が多数点在し、市民の憩いの場となっています。宮殿のような豪華な建物で温泉に浸かる体験は非日常そのもので、旅の疲れを癒すと同時にハンガリーの文化を身近に感じる貴重な機会となるでしょう。

美食家を魅了するグルメ

ハンガリー料理をあまり知らなくても、その食文化は豊かで深みがあります。パプリカをふんだんに使った煮込み料理「グヤーシュ」、世界三大珍味のフォアグラ、甘美な貴腐ワイン「トカイワイン」など、個性的な美味が揃っています。物価も比較的安いため、高品質な料理をリーズナブルに味わえる点も大きな魅力です。

初めてのハンガリー旅行で押さえておきたい実用情報

通貨「フォリント」の準備について

ハンガリーではユーロも使える場合がありますが、基本的には現地通貨フォリントでの支払いが一般的でお得です。日本国内でフォリントに両替できる場所は限られ、レートもあまり良くありません。

おすすめの両替方法:

  • 現地の両替所: ブダペスト市内には多数の両替所があり、空港の両替所はレートが良くないことが多いため、市内に到着してから必要最低限を両替するのが賢明です。「NO COMMISSION」と掲示されていても、レートが悪い場合もあるため、複数店を比較して選びましょう。ヴァーツィ通りや西駅周辺は比較的良いレートの両替所が集中しています。
  • ATMでのキャッシング: クレジットカードの海外キャッシング機能を利用するのも便利です。多くのATMは24時間使え、一度にまとまった金額を引き出すと両替所より手数料が安く済むこともあります。ATM操作画面で「With Conversion(現地換算)」と「Without Conversion(会社換算)」の選択肢が出たら、必ず「Without Conversion」を選んでください。カード会社が定めた為替レートで換算され、一般的に有利です。

チップの習慣について

ハンガリーにはチップの習慣が根付いています。レストランやタクシー、ホテルのポーターなどサービスを受けた際に渡すと良いでしょう。

  • レストラン: 料金の10~15%を目安にします。会計に「Service Charge」や「Szervízdíj」が含まれている場合はチップは不要です。含まれていなければ、会計時に端数を切り上げるか「Keep the change.」と言ってお釣りを渡すとスマートです。
  • タクシー: 料金の約10%、または端数を切り上げて渡します。
  • ホテル: 荷物を運んでくれたポーターやベッドメイクには300~500フォリント程度のコインを渡すのが一般的です。

ハンガリー旅行のベストシーズンはいつ?気候とイベント

ハンガリーは大陸性気候に属しており、日本と同様に四季がはっきりと分かれています。どの季節に訪れてもそれぞれ独自の魅力がありますが、気候やイベントを考慮し、自分に合った時期を選ぶことが旅の満足度を高めるポイントです。

春(3月~5月):街に色彩が戻る希望のシーズン

長い冬が終わり、柔らかな陽光が街を包む春は、旅行に適した時期の一つです。

  • 気候: 3月はまだ肌寒い日が多いものの、4月・5月にかけて気温が上昇し、日中は20℃を超える日もあります。ただし朝晩は冷えるため、重ね着できる服装が基本で、薄手のコートやジャケットは欠かせません。
  • 魅力: 木々が芽吹き花が咲き誇る公園を散策するのは格別で、夏ほど観光客が多くないため、ゆったりとした街歩きが楽しめます。
  • イベント:
  • ブダペスト春のフェスティバル (Budapest Spring Festival): 4月を中心に開催される国内最大規模の文化イベント。クラシック音楽、オペラ、バレエ、演劇など多彩なプログラムが市内各会場で展開され、芸術愛好者にはたまらない季節です。

夏(6月~8月):太陽と活気あふれるピークシーズン

観光客で最も賑わうのが夏で、太陽が輝き街全体が活力に満ち溢れます。

  • 気候: 日中は30℃以上になる日も珍しくなく、強い日差しが降り注ぎます。半袖やワンピースで快適に過ごせますが、日焼け対策は必須です。サングラスや帽子、日焼け止めは必携アイテムです。夜や室内は涼しくなることもあるため、薄手の羽織りものも用意しておくと便利です。
  • 魅力: 日照時間が長く、夜9時頃まで明るいため、一日中アクティブに観光が楽しめます。ドナウ川のクルーズやカフェのテラス席でのんびり過ごすのも夏ならではの楽しみです。
  • イベント:
  • シゲット・フェスティバル (Sziget Festival): 毎年8月にブダペストのオーブダ島で開催されるヨーロッパ最大級の音楽祭。世界中からアーティストと音楽ファンが集まります。
  • 建国記念日 (8月20日): ハンガリーの初代国王イシュトヴァーン1世を讃える祝日。国会議事堂前での式典やパレードが催され、夜にはドナウ川で壮大な花火が打ち上げられ、その夜景は圧巻です。

秋(9月~11月):穏やかな空気と実りの時期

夏の喧騒が収まり、街が黄金色に染まる秋は、過ごしやすい気候のもと文化や食をじっくり堪能できます。

  • 気候: 9月はまだ暖かい日が多いですが、10月になると急激に気温が下がり秋が深まります。11月には冬の気配を感じ始め、コートが必要になることもあります。
  • 魅力: 紅葉に彩られた公園やブダの丘の散策は絶景で、ワインの収穫期でもあるため各地でワインフェスティバルが開催されます。
  • イベント:
  • ブダペスト国際ワインフェスティバル (Budapest International Wine Festival): 9月にブダ城で行われる大規模なワインイベント。ハンガリー全土からワイナリーが集まり、名産のトカイワインをはじめ多種多様なワインのテイスティングが楽しめます。

冬(12月~2月):幻想的な灯りに包まれるロマンティックな季節

寒さは厳しいものの、冬ならではの幻想的な美しさと温もりに出会える時期です。

  • 気候: 気温は氷点下になることも多く、雪が降る日もあります。ダウンコートやマフラー、手袋、帽子、滑りにくい靴などの防寒対策が欠かせません。使い捨てカイロもあると心強いでしょう。
  • 魅力: 何と言ってもクリスマスマーケットを楽しむことができます。ホットワインを片手に美しいイルミネーションや可愛らしい屋台をめぐる時間は、心に残る思い出になるでしょう。また、寒い屋外から温かい温泉に浸かる贅沢も冬ならではの楽しみです。
  • イベント:
  • クリスマスマーケット: 11月中旬から12月末まで、ヴルシュマルティ広場や聖イシュトヴァーン大聖堂前など市内各地で開催。伝統的なお菓子やハンドメイド雑貨が並び、見ているだけでも心が躍ります。

旅行の準備:服装と持ち物リスト

ハンガリーで快適に過ごすためには、季節に応じた準備が重要です。

基本的な持ち物

  • パスポート、航空券(eチケット)、ホテル予約確認書
  • 現金(日本円と少量のユーロ)、クレジットカード
  • 海外旅行保険証
  • スマートフォン、充電器、モバイルバッテリー
  • 変換プラグ(CタイプまたはSEタイプ)
  • 常備薬、ポケットティッシュ、ウェットティッシュ
  • 歩きやすい靴(石畳が多いためスニーカーがおすすめ)
  • エコバッグ(スーパーなどで袋が有料の場合が多いため)

季節別の追加アイテム

  • 春・秋: 重ね着できる服、薄手のコートやジャケット、ストール
  • : 半袖、ワンピース、薄手の羽織りもの、帽子、サングラス、日焼け止め、サンダル
  • : ダウンコート、ヒートテックなど防寒インナー、セーター、マフラー、手袋、帽子、厚手の靴下、防水・滑りにくいブーツ、カイロ

持っていると便利なもの

  • 水着・サンダル・タオル: 温泉利用予定がある場合に必須。現地でレンタルも可能ですが、持参すると費用を抑えられます。
  • 折りたたみ傘: 天候が変わりやすいため季節問わず携帯すると安心です。
  • 乾燥対策グッズ: ホテルの乾燥対策としてリップクリーム、ハンドクリーム、保湿マスクなどがあると快適です。

服装に関する注意点

教会やシナゴーグなどの宗教施設を訪れる際は、服装に配慮が必要です。特に夏はタンクトップやショートパンツなど露出の多い服装では入場を断られることがあります。肩や膝を隠せる服装を心掛けるか、羽織れるストールやカーディガンを携帯しましょう。これは相手の文化を尊重するための重要なマナーです。

初めてのハンガリー旅行におすすめ!モデルコース徹底紹介

見どころが豊富で「どこから回ればいいのかわからない!」という方のために、ブダペストの魅力を効率よく満喫できるモデルコースをご紹介します。こちらを参考に、ご自身の興味に合わせてアレンジしてください。

【3泊5日】ブダペスト満喫!定番モデルコース

短期間の滞在でも、ブダペストの主要スポットをしっかり楽しめるプランです。

1日目:ペスト地区の壮麗な建築と夜のドナウ川を堪能

  • 午前: 空港から市内へ移動し、ホテルにチェックイン。
  • 午後: まずはハンガリーの象徴とも言える国会議事堂へ。荘厳で華やかな外観に息をのむこと請け合いです。内部見学ツアーは予約が必須なので、公式サイトで事前にチケットを手配しましょう。
  • 夕方: ドナウ川沿いを散歩した後、「ドナウ川遊歩道の靴」モニュメントに立ち寄り、歴史に思いを馳せます。その後、ペストで最大の教会である聖イシュトヴァーン大聖堂へ。ドームの展望台からはペスト市街を一望できます。
  • : ディナークルーズでライトアップされた国会議事堂やブダ城を眺めながら、ロマンチックな夕食をお楽しみください。忘れられない夜になるでしょう。

2日目:歴史の息づくブダの丘を巡る

  • 午前: くさり橋を渡ってブダ地区へ移動。ケーブルカーで丘を上り、ブダ城へ向かいます。現在は国立美術館や歴史博物館として機能しており、ハンガリーの歴史や芸術を身近に感じられます。
  • 午後: ブダ城の北側に歩みを進め、まるでおとぎ話の世界のような漁夫の砦へ。白い尖塔が連なる回廊からの景観は見事です。隣接するマーチャーシュ教会は、カラフルなジョルナイ製瓦屋根と華麗な内装が見どころです。
  • : ペスト側に戻り、オペラ座周辺やアンドラーシ通りで夕食を。地元の伝統料理が味わえる名店で、本格的なハンガリー料理を満喫しましょう。

3日目:地元の市場と癒しの温泉を体験

  • 午前: ブダペストの人々の胃袋を支える中央市場へ。1階にはパプリカやフォアグラ、サラミなどの特産品がずらりと並び、2階にはフードコートや民芸品店が充実しています。お土産探しにも最適で、名物「ランゴシュ」を味わうのもおすすめです。
  • 午後: 市民公園へ移動し、ヨーロッパ最大級の温泉施設、セーチェーニ温泉で旅の疲れを癒しましょう。宮殿のような壮麗な建物内に屋内外合わせて18の浴槽があり、ゆったりとした時間が過ごせます。水着やタオル、サンダルの持参をお忘れなく。
  • 夕方: 市民公園内にある英雄広場を訪問。ハンガリー建国1000年を記念して建立された広場で、歴代王や英雄たちの像が並ぶ様は圧巻です。
  • : 最終夜は少しおしゃれをして「廃墟バー」へ。使われなくなった建物をオシャレに改装した個性的なバーで、ブダペストの夜の雰囲気を存分に味わえます。

【5泊7日】ブダペスト+近郊の街も楽しむ充実コース

時間に余裕があるなら、ブダペストから少し足をのばして異なる魅力をもつ街々を訪ねてみましょう。

1日目~3日目:上記【3泊5日】モデルコースと同様

4日目:日帰り旅行「ドナウベンドの美しい町々」

  • 終日: ドナウ川が大きく湾曲するエリア「ドナウベンド」へ日帰り観光。
  • センテンドレ: ブダペストからHEV(郊外電車)で約40分。パステルカラーの家々が並ぶ可愛らしい街並みで、芸術家の街としても名高いです。石畳の小道をのんびり歩いたり、ギャラリーやカフェ巡りを楽しんだり、ゆったり過ごせます。
  • ヴィシェグラード: センテンドレからバスや船で移動。丘の上の城塞から望むドナウ川の景色は息をのむ美しさです。
  • エステルゴム: ハンガリー・カトリックの中心である大聖堂のある古都。対岸はスロバキアで、国境の橋を徒歩で渡ることもできます。

※3都市を一日で回るのは慌ただしいため、センテンドレとヴィシェグラードの2箇所に絞るのがおすすめです。

5日目:ユダヤ文化とショッピングを満喫

  • 午前: ヨーロッパ最大のシナゴーグ、ドハーニ街シナゴーグを訪問。壮麗な建築様式やユダヤ人地区の歴史を学べます。周辺には個性的なカフェやデザインショップが点在し、散策も楽しいエリアです。
  • 午後: ブダペストのメインストリートであるヴァーツィ通りでショッピング。ファッションブランドから土産物店まで豊富に揃い、最後の買い物に最適です。
  • : 旅行の締めくくりには、ハンガリー国立歌劇場(オペラ座)でバレエやオペラ鑑賞はいかがでしょうか。公式サイトから比較的リーズナブルにチケットを入手できます。荘厳な空間で本場の芸術を体験する贅沢な時間を過ごせます。

ブダペスト市内の交通手段をマスターしよう!

ブダペストの公共交通機関は非常に発達していて、利用すれば効率的な観光が可能です。

  • 交通の種類: 地下鉄、トラム、バス、トロリーバスが走っています。特に黄色いトラムは街のシンボルの一つで、観光に便利です。ドナウ川沿いを走る2番トラムは「世界で最も美しいトラム路線」と称され、車窓からの景色は格別です。
  • チケットの購入方法:
  • 券売機: 主要駅や停留所に設置された紫色の券売機(BKK)で購入できます。英語表示にも対応しており、現金(フォリント)かクレジットカードが利用可能です。
  • アプリ: 公式アプリ「BudapestGO」をスマートフォンにインストールすれば、チケットを簡単に購入・管理できて非常に便利です。
  • チケットの種類と注意点:
  • 一回券(Single ticket): 乗り換え不可で一回の乗車に限ります。
  • 24時間券や72時間券など: 滞在期間に合わせて購入すると、都度買い足す手間が省けてお得です。
  • 改札と検札: 地下鉄には改札口がありますが、トラムやバスにはありません。乗車後すぐに車内にあるオレンジまたは赤の刻印機でチケットを打刻(バリデーション)してください。これを忘れると抜き打ち検札で高額な罰金が科される場合があります。旅行者によくあるミスなので、必ず刻印を忘れないようにしましょう。
  • ブダペストカード(Budapest Card): 公共交通が乗り放題になるほか、多数の博物館が無料、観光施設やレストランで割引が受けられる観光パスです。有料施設を多く訪れる予定の方に特におすすめです。公式サイトで詳細を確認し、ご自身の旅程に合うか検討してみてください。

ハンガリー旅行にかかる費用はどのくらい?航空券・ホテル・食費の目安

ヨーロッパのなかでも比較的物価が安いとされるハンガリーですが、実際に旅行する際にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。ここでは、5日間の旅程を想定し、費用の目安を項目別にご説明します。

航空券:旅費の大半を占める重要なポイント

日本からハンガリーへの航空券は、時期や航空会社、経由地によって価格が大きく異なります。

  • オフシーズン(11月~2月頃※クリスマス期間除く): 15万円~20万円前後
  • ショルダーシーズン(4月~6月、9月~10月頃): 20万円~25万円前後
  • ピークシーズン(7月~8月および年末年始): 25万円~35万円以上

旅費を節約するポイント:

  • 早めの予約: 出発3ヶ月から半年ほど前に予約するのが望ましいです。
  • 乗り継ぎ便の利用: 直行便はないため乗り継ぎが必要ですが、乗り継ぎ回数が多かったり待ち時間が長い便は安くなる傾向があります。
  • 料金比較サイトを活用: SkyscannerやGoogleフライトなどで複数の航空会社の料金を比較しましょう。

宿泊費:立地やグレードで選ぶ宿泊施設

ブダペストのホテルは、西ヨーロッパの主要都市と比べて比較的手頃な価格です。

  • ホステル・ゲストハウス: 1泊あたり3,000円~6,000円
  • 中級ホテル(3つ星): 1泊あたり8,000円~15,000円
  • 高級ホテル(4~5つ星): 1泊20,000円以上

宿泊エリアの選び方:

  • ペスト側: 観光の中心でレストランやショップが充実。特に5区、6区、7区はアクセスが良く人気です。
  • ブダ側: 落ち着いた雰囲気で、ドナウ川の絶景を楽しめるホテルが多いエリアです。

食費:美味しい料理を手頃に楽しむ

ハンガリーの食費は日本や西ヨーロッパに比べてかなり安価です。

  • 朝食: カフェやパン屋で約500円~1,000円
  • 昼食: レストランのランチセットや市場のフードコートで1,000円~2,000円
  • 夕食: カジュアルなレストランで2,500円~4,000円程度
  • 飲み物: ビールが約400円~、ワイン(グラス)は500円前後

1日あたり5,000円~8,000円程度を見込めば、十分にハンガリーのグルメを楽しめるでしょう。スーパーを利用すれば、さらに食費を抑えられます。

観光・交通費

  • 観光施設の入場料: 1か所あたり1,500円~3,500円程度(例:国会議事堂や温泉施設)
  • 市内交通費: 24時間券が約1,000円、72時間券が約2,200円。滞在中に公共交通機関を頻繁に利用するなら、期間券の方がお得です。

5日間の旅行費用総額の目安

これらを合計すると、5日間のハンガリー旅行にかかる費用は、一人あたりおおよそ25万円~40万円程度となります。もちろん、航空運賃や宿泊施設のランク、食事の内容によって大きく変動しますので、予算に応じたプランニングが重要です。

ハンガリーで絶対に訪れたい観光スポット10選

「ドナウの真珠」と称されるブダペストには、歴史と芸術が息づく見どころが数多く点在しています。ここでは、ぜひ訪れてほしい厳選の観光スポット10ヶ所をご紹介します。

1. 国会議事堂(Országház)

ドナウ川沿いに堂々と佇むハンガリーの象徴。世界で3番目の規模を誇る国会議事堂で、ネオゴシック建築の壮麗さは昼間はもちろん、ライトアップされた夜景も見事です。内部は金箔や大理石がふんだんに用いられた贅沢な空間が広がり、見学はガイドツアー限定のため、公式サイトから事前予約をお忘れなく。

2. 漁夫の砦(Halászbástya)

まるで物語の中に迷い込んだかのような、ネオゴシックとネオロマネスク様式が融合した美しい砦。7つの白い尖塔は、ハンガリー建国のマジャル7部族を象徴しています。回廊からのドナウ川やペスト地区の景色、そして国会議事堂が一望できるパノラマビューは、ブダペスト随一の美しさとして知られています。

3. マーチャーシュ教会(Mátyás-templom)

漁夫の砦の隣に位置し、歴代のハンガリー王の戴冠式が執り行われた格式高い教会です。特徴的なジョルナイ製のダイヤモンド模様の瓦屋根が印象的。内部は壁面から柱、天井に至るまで、幾何学模様や植物文様が豊かに施され、その荘厳さと色彩の鮮やかさに目を奪われます。

4. ブダ城(Budavári Palota)

ブダの丘の南端に築かれたかつての王宮で、度重なる破壊と再建を経て現在はネオバロック様式の建物となっています。館内にはハンガリー国立美術館、ブダペスト歴史博物館、国立セーチェーニ図書館が集まり、芸術と歴史の宝庫となっています。夜間のライトアップも幻想的で見逃せません。

5. セーチェーニ温泉(Széchenyi Gyógyfürdő)

ブダペストの市民憩いの場であり、ヨーロッパ最大級の温泉施設。ネオバロック様式の宮殿を思わせる建物内に、18もの様々な浴槽が楽しめます。特に屋外温水プールでチェスを楽しむ光景は名物のひとつ。水着やタオル、サンダルを持参して、ハンガリー特有の温泉文化を存分に満喫しましょう。

6. 聖イシュトヴァーン大聖堂(Szent István-bazilika)

ブダペストで最大規模のカトリック教会です。高さ96メートルのドームは国会議事堂と同じ高さで、市内の建物の高さ制限の基準にもなっています。内部は厳かな雰囲気に包まれ、初代国王イシュトヴァーン1世の右手のミイラが奉られています。展望台からは360度のパノラマで街並みを一望可能です。

7. ドハーニ街シナゴーグ(Dohány utcai zsinagóga)

ヨーロッパ最大規模、世界でも2番目に大きいシナゴーグ。ムーア様式の玉ねぎ型ドームとビザンチン様式の装飾が融合した独特な外観が印象的。内部の壮麗さに加え、ホロコーストの悲劇を伝える記念碑や博物館も併設されており、ハンガリーにおけるユダヤ人の歴史を深く学ぶことができます。

8. 中央市場(Nagy Vásárcsarnok)

19世紀末に建てられた鉄骨とガラスが美しい巨大屋内市場。1階にはパプリカ、サラミ、フォアグラ、はちみつなどハンガリーの食材や名産のトカイワインがぎっしり並びます。2階は伝統刺繍や民芸品の店、さらにフードコートもあり、地元グルメを気軽に楽しめる人気スポットです。活気あふれる雰囲気のなか、お土産探しや食べ歩きにも最適です。

9. ゲッレールトの丘(Gellért-hegy)

ブダ地区に位置する標高235メートルの丘。頂上には自由と独立の象徴となる女神像が立つツィタデッラ(城塞)が築かれています。丘の上からはドナウ川にかかる多彩な橋やブダ・ペスト両地区を遮るものなく望むことができ、特に夕暮れから夜景にかけての時間帯は格別のロマンチックな雰囲気に包まれます。

10. アンドラーシ通りと英雄広場(Andrássy út és Hősök tere)

「ブダペストのシャンゼリゼ」と呼ばれる美しい並木道、アンドラーシ通り。高級ブランド店や大使館、壮麗なハンガリー国立歌劇場が通り沿いに立ち並び、その街並み全体が世界遺産に登録されています。通りの突き当たりにある英雄広場は建国1000年を記念して築かれ、中央の記念碑には大天使ガブリエルが立ち、回廊には歴代の王や英雄たちの像がずらりと並び、ハンガリーの歴史の重みを感じさせます。

本場の味を堪能!ハンガリー伝統料理とおすすめレストラン

旅の大きな魅力の一つは、その地ならではの料理を味わうことです。パプリカやサワークリームを巧みに使うハンガリー料理は、日本人の口にも合いやすく、一度味わえばその深い味わいに惹かれることでしょう。

絶対に味わいたい!ハンガリーの伝統料理リスト

  • グヤーシュ(Gulyás):ハンガリー料理の象徴とも言える一品。牛肉や野菜をパプリカパウダーでじっくり煮込んだスープシチューで、「食べるスープ」とも呼ばれます。濃厚な旨味とパプリカの香りが食欲を刺激し、パンと一緒にいただくのが定番です。
  • ランゴシュ(Lángos):揚げたパンにサワークリームやチーズ、ニンニクをたっぷり塗った庶民派グルメ。外側はカリッと、中はもちもちの食感が魅力的です。中央市場のフードコートや屋台で手軽に楽しめます。
  • フォアグラ(Libamáj):世界有数の生産地であるハンガリーでは、フランス産よりもリーズナブルに高品質のフォアグラを味わえます。ソテーやパテなど多彩な調理法で、その濃厚な味わいを満喫してください。
  • トルトット・カーポスタ(Töltött Káposzta):ハンガリー風のロールキャベツ。ひき肉と米をキャベツの葉で包み、パプリカとサワークリームで煮込んだ家庭的な味わいで、どこか懐かしく心温まります。
  • パラチンタ(Palacsinta):ハンガリー風のクレープ。ジャムやチョコレートを包んだ甘いデザート系から、ひき肉などを包んだ食事系までバリエーション豊富。カフェやレストランで気軽に楽しめます。
  • チキン・パプリカーシュ(Csirkepaprikás):鶏肉をパプリカとサワークリームで煮込んだ、クリーミーでまろやかな一品。ハンガリー風の小さなパスタ「ガルシュカ」と一緒にいただくのが一般的です。
  • トカイワイン(Tokaji):世界三大貴腐ワインの一つに数えられる、ハンガリー自慢のデザートワイン。豊かな香りと蜜のような甘さは「飲む黄金」と称され、食後の楽しみとしてぜひ味わいたい一杯です。
  • パーリンカ(Pálinka):果実から醸造されるハンガリー伝統の蒸留酒。アルコール度数は高めですが、フルーツの芳醇な香りが特徴的で、食前酒として親しまれています。

ブダペストおすすめレストラン

多くのレストランの中から、目的に合ったお店をいくつかご紹介します。

伝統的なハンガリー料理を味わいたい方へ

  • Menza(メンザ):アンドラーシ通り付近にあるレトロモダンな雰囲気の人気店。伝統料理を現代風にアレンジしたメニューが楽しめ、ランチ・ディナーともに賑わっています。予約をして訪れるのがおすすめです。
  • Gettó Gulyás(ゲットー・グヤーシュ):ユダヤ人地区に位置し、グヤーシュをはじめとした煮込み料理専門の小さなお店。手頃な価格で家庭の味を味わえる、温かみある空間が魅力です。

ちょっと贅沢なディナーにおすすめ

  • Gundel(グンデル):100年以上の歴史をもつハンガリーを代表する高級レストラン。市民公園の隣にあり、かつて王侯貴族も訪れたという由緒ある空間で最高級の料理とサービスを体験できます。特別な日の食事にぴったりです。
  • New York Café(ニューヨーク・カフェ):世界で最も豪華なカフェの一つと称される、宮殿のような壮麗な内装が特徴。華やかな空間で味わう料理やデザートは一生の思い出になるでしょう。食事だけでなくカフェ利用としても訪れる価値があります。

予約とチップについてのポイント

人気店、特にディナータイムは予約をしておくのが賢明です。多くのレストランが公式サイトにオンライン予約システムを用意しているため、簡単な英語で予約が可能です。

支払い時のチップにも少し注意が必要です。

  • サービス料の確認:伝票に「Service Charge」や「Szervízdíj」と記載されているかをまずチェック。これが含まれていれば、追加のチップは基本的に不要です。
  • サービス料が含まれていない場合:料金の10~15%を目安にチップを加えます。
  • クレジットカード利用時:支払い端末にチップ額入力画面が表示されることがあります。
  • 現金の場合:ウェイターに直接支払う際、「○○フォリントでお願いします」とチップ込みの切りの良い金額を伝えましょう。例えば会計が8,200フォリントなら「9,000フォリント」と伝え、お釣りを受け取らないのがスマートです。テーブルにお金を置いて席を立つ方法はあまり一般的ではありません。

ハンガリー旅行で買いたい!人気のお土産リスト

旅の思い出を形に残すためのお土産選びは、旅行の楽しみのひとつです。ハンガリーでは、食材からかわいらしい民芸品まで、多彩で魅力的なお土産が揃っています。

食べる喜びをお土産に!ハンガリーの味覚を持ち帰ろう

  • パプリカパウダー: ハンガリー料理になくてはならない国民的スパイス。甘口(Édes)から辛口(Csípős)まで多様な種類があり、スーパーや中央市場ではデザイン性の高い缶や袋入りで手に入ります。
  • フォアグラのパテ: 缶詰や瓶詰めのフォアグラパテは、手軽に贅沢な味わいを楽しめるお土産にぴったり。パンやクラッカーに塗るだけで上質なひとときを演出します。
  • トカイワイン: 甘美な貴腐ワインはワイン愛好家に喜ばれる逸品。美しいボトルも多く、特別な贈り物としても最適です。また、辛口の白ワイン「フルミント」もおすすめです。
  • サラミ: ハンガリーはサラミの名産地でもあります。特に「PICK」社の冬サラミは国民的ブランドで、独特の風味と長期保存が可能な点が魅力です。
  • はちみつ: 豊かなアカシアの森を持つハンガリーは、高品質のアカシアはちみつの産地。クセがなく上品な甘みで、どなたにも喜ばれるお土産です。
  • ウニクム (Unicum): 40種以上のハーブから作られるハンガリーの国民的薬草酒。独特の苦みと香りが特徴で、食後酒に最適。丸みを帯びた個性的なボトルも目を引きます。

心ときめく!伝統工芸品と雑貨の数々

  • 刺繍製品: カロチャ刺繍やマチョー刺繍など、色鮮やかな花柄の刺繍はハンガリーを代表する伝統技術。テーブルクロスやブラウス、ポーチなど多様なアイテムがあり、手作りのぬくもりが感じられます。
  • ヘレンド (Herend) / ジョルナイ (Zsolnay) の磁器: ヴィクトリア女王も愛した世界的な高級磁器ブランドのヘレンド。ジョルナイはマーチャーシュ教会の屋根にも使われる美しい色彩が特徴です。両ブランドの本店を訪れるだけでも目の保養になります。
  • 木工品: 温もりあふれる木製のおもちゃやチェス駒、秘密箱などもハンガリーらしいお土産として人気です。
  • オーガニックコスメ: ハンガリーはオーガニックコスメの先進地としても知られており、「ilcsi (イルチ)」や「Omorovicza (オモロヴィッツァ)」など、温泉水や天然成分を使用した高品質なコスメは女性への贈り物に最適です。

お土産購入時の注意点:日本への持ち込み規制について

せっかく購入したお土産が空港で没収される…という事態を避けるため、日本への持ち込みが制限されている品目を事前にしっかり確認しておきましょう。

特に注意が必要なのは、肉製品(サラミ、ソーセージなど)肉を含む製品(フォアグラのパテなど)です。これらは輸出国の政府機関が発行する検査証明書がなければ日本への持ち込みが認められていません。お土産用として販売されていても、証明書が付いていないケースがほとんどです。トラブル防止のため、これらは現地で味わうだけに留めるのが賢明です。最新情報は動物検疫所の公式サイトで必ずご確認ください。

気になる治安と注意点:安全な旅行のために

ハンガリー、特にブダペストは、ヨーロッパの他の主要都市と比べて治安が良好な地域です。しかし、観光客をターゲットにした軽犯罪は依然として発生しています。快適で安全な旅を楽しむために、注意すべきポイントとその対策をしっかりと把握しておきましょう。

注意すべき犯罪とその具体的な手口

  • スリ・置き引き:最も多く発生する犯罪です。特に地下鉄やトラムの車内、中央市場、ヴァーツィ通りなどの混雑した場所では細心の注意が必要です。リュックは必ず前で抱える、バッグは常に体の前で持つ、ポケットに貴重品を入れないなど、基本的な予防策を徹底しましょう。レストランやカフェで椅子にバッグを掛けたまま席を離れるのは絶対に避けてください。
  • 偽警官:警察官を装い近づき、「パスポートと所持金を見せろ」と要求し、その隙に現金を抜き取る手口です。実際の警察官が街中で突然所持金の検査を行うことはありません。「IDの提示を求める」と言われ、少しでも不審に感じたら、その場を立ち去り、大使館や本物の警察署に連絡しましょう。
  • 両替詐欺:見知らぬ人から「フォリントに両替してあげる」と声をかけられても絶対に応じてはいけません。極端に悪いレートで交換されたり、偽札を渡されたりする恐れがあります。両替は必ず正規の両替所や銀行で行ってください。
  • ぼったくりタクシー:正規のメーターを使わない、あるいは不正なメーターを装着したタクシーや「白タク」に注意が必要です。流しのタクシーは避け、ホテルで手配してもらうか、信頼できるタクシー配車アプリ(Boltなど)を利用するのが最も安全で確実です。乗車前に目的地を告げ、料金の概算を確認すると安心です。

トラブルが起きたときの対応ガイド

万が一トラブルに遭遇しても、落ち着いて行動すれば被害を最小限に抑えられます。

パスポートを紛失・盗難にあった場合

  1. 警察に届け出る:まずは最寄りの警察署で紛失または盗難の証明書(Police Report)を取得します。後の手続きに必須となるため、必ず発行してもらいましょう。
  2. 日本国大使館に連絡:証明写真、紛失届、警察の証明書など必要書類を持参し、在ハンガリー日本国大使館で「帰国のための渡航書」または新しいパスポートの申請を行います。手続きに時間がかかる場合があるため、帰国便の変更が必要となることもあります。

クレジットカードを紛失・盗難にあった場合

直ちにカード会社の緊急連絡先に連絡し、カードの利用停止手続きを行ってください。旅行前にカード番号や緊急連絡先を控え、パスポートとは別の場所に保管しておくと安心です。

体調不良やケガをした場合

海外旅行保険に加入していれば、保険会社の提携病院でキャッシュレスで治療を受けられることがあります。まずは保険会社のサポートデスクに連絡し、指示を仰ぎましょう。緊急時に救急車を呼ぶ電話番号は「112」です。

安全に旅をするための心掛け

  • 夜間の一人歩きは控え、とくに裏路地や暗い公園は避けましょう。
  • 大量の現金を持ち歩かず、貴重品はホテルのセーフティボックスに預けることをおすすめします。
  • 見知らぬ人から親しげに話しかけられても警戒心を忘れないでください。
  • スマートフォンを操作しながら歩くなど、無防備な行動は避けましょう。

最新の安全情報は、在ハンガリー日本国大使館や外務省の海外安全ホームページで、渡航前に必ず確認することを推奨します。

十分な準備と少しの注意を心がけることで、ハンガリー旅行はより安全で充実したものになります。歴史と文化が息づく美しい街並み、心身を癒す温泉、そして豊かな食文化。ハンガリーには、五感を刺激する魅力的な体験が数多く待っています。この記事を参考に、あなただけの特別な旅を計画し、一生の思い出をぜひ作ってください。

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この記事を書いた人

ヨーロッパのストリートを拠点に、スケートボードとグラフィティ、そして旅を愛するバックパッカーです。現地の若者やアーティストと交流しながら、アンダーグラウンドなカルチャーを発信します。

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